●毎年5万人がこの病気のために命を落としています。
●一年間に新たに診断される人は約10万人です。
●日本人の男性が85歳まで生きると8人に一人ぐらいの割合
で胃がんにかかるのではないかとの報告もあります。
●生まれて2〜3年のうちにピロリ菌が感染して胃の中に棲みつき、それが長年にわたって胃を刺激し、がんが発生し易い環境を作っているとする説があります。
●ピロリ菌の陽性者は陰性の人に比べ、5〜6倍胃がんになりやすいとも言われています。
●塩分の取りすぎや喫煙も危険因子です。
●3人に1人は、がん病変を内視鏡で切除する治療だけで済みます。(当科の最近の統計より)
●がん病変の切除後は、残った胃にがんが再発するのを防ぐために、ピロリ菌の除菌治療が欠かせません。
●多くは萎縮性胃炎 の経過観察中に見つかっています。
●胃炎の見られる人は、毎年食道・胃・十二指腸の内視鏡検査を受け、早期発見に努める事が大切です。